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株式会社GEN

コラム

「三方良し」を考える

2022.11.08.

 

 

あるクライアント様でのお仕事を通じ「三方良し」という言葉に出会いとても感銘を受け、それ以来、仕事をするにあたり様々な場面で意識するようになりました。

 

ここで「三方良し」とは、近江商人の経営哲学のひとつで、商売を通じて、売り手と買い手の双方に良いだけではなく、世間にも良いこと(世間にも貢献出来ること)を目指した商人の心得です。

 

なお、このような三方良しの考え方は、近年では、社会貢献を重視する姿勢やサステナビリティー(持続可能性)が高い点から、SDGsにも通じる考え方と言われているようです。

 

このような考え方の中で強く共感したのは、誰かを犠牲にして成り立つ事は決して長続きしないという観点です。
これはチームで仕事をする上でも役に立つ考え方ではないかと思っています。

 

特にGENでは多くの業務をチームで行っているため、例えば、皆が自分の利益だけではなく、チームメンバーの利益を考えて行動できれば、チームワークが向上し、安定したサービスを提供でき、結果としてクライアント様の喜び(顧客満足度の向上)に繋がり、三方良しの状態になれるのではないかと考えています。

 

そこで、私はジョブローテーションのメンバーの配置を考える際に、自分を含めたメンバー全員が成長できるようにといった観点から、メンバーの配置、業務のローテーションを決めています。
これにより少しでも個々のメンバーが前向きに業務に取り組め、三方良しの状態に近づくことができればと思っています。

 

このような「三方良し」の考え方は、様々な場面に活用できるものではないかと思いますので、家族や友人などの身近な人間関係にも当てはめて、一度考えてみるのも面白いのではないでしょうか。

 

M.M.