失敗からの学び
2022.08.29.
「成功を祝うのはいいが、もっと大切なのは失敗から学ぶことだ」
マイクロソフト共同創業者 ビル・ゲイツ氏の名言です。
失敗より成功の方が嬉しいですが、失敗はものごとを改善するきっかけになり、より良いものを作り出すチャンスとなります。
GENにおいては、業務ミスを社内で共有し、チーム全体でミスの原因を分析し、改善策を考えるという対応を取っています。
ミスを共有できるような環境づくりのために、以下のような取り組みをしています。
1つは、ミスを報告しやすい雰囲気を作ることです。
コロナ以降は対面で働く機会が減りました。業務の担当ごとにチャットでグループを作り、リモートでも密にコミュニケーションを取るようにしています。
日頃から「報・連・相」をチャットで行っており、些細なミスや気づきについて、チャットで共有しています。
2つ目は、アプリによる社内共有です。
kintoneアプリで、業務ミスとその課題を管理するデータベースを作成しました。
社員各自が業務ミスをデータベースに入力します。ミスについての課題・解決策を記録し、社内で共有しています。
些細なミスや、ヒヤリハットについても記録するようにしています。
作業者が単なるケアレスミスと思っている業務ミスについて、よく深堀りしていくとミスの原因は複雑な業務フローにあり、作業手順・業務フローの見直しが必要であると気づくことがあります。
ヒヤリハットや些細な気づきから課題が見つかり、業務改善に繋がることもあります。
業務ミス、その対応策を社内で共有することにより、あるチームで起きたミスについて、他のチームで同じことが起こらないように防止策に取り組むことが可能となります。
日常の気づきから、さらなる改善を導けるように取り組んでいきたいと思います。
H.