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株式会社GEN

コラム

基幹システム移行支援

2022.04.25.

 

経理アウトソーシング事例

 

  クライアント様の業種   小売業
  従業員数   70名
  対象組織・部門   管理部
  GENの担当業務

  経理業務全般およびその他管理部業務のサポート

 

 

クライアント様が抱えていた課題

・基幹システム移行における新旧データの照合作業
・新しい基幹システムと会計システムの連携作業

  

 

システム移行の概要
小売業を営むF社様は、昨年、基幹システムの移行を行った。
基幹システムで販売管理、仕入管理を行っている。
基幹システムから売上、仕入に関わるデータを抽出し、会計システムへ連携している。

基幹システムの移行に伴い、新旧システム間のデータの整合性の確認作業、新システムと会計システムの連携作業を行わなければならなかった。
新旧システム間のデータの突合作業は、売上、仕入、棚卸資産とデータの種類が多々あり、非常に煩雑な作業であった。
GENが、新旧システム間のデータの突合作業、会計システムへの連携作業を請け負うこととなった。

 

 

GENによる支援内容

① 新旧システム間のデータの整合性確認
先ず、整合性の確認が必要なデータの項目を洗い出す作業から始めた。
売上、仕入、棚卸資産に関連する複数のデータの中から確認が必要なデータを抽出し、新旧システムのデータの整合性を確認した。

 

② 新システムと会計システムの連携作業
新しい基幹システムのベンダーと打ち合わせを行い、新システムについて学ぶことから始まった。
新システムから抽出したデータを会計システムへ取り込むために、テンプレートを作成した。
会計システムへ正しく情報が計上されているか確認するために、データ取り込みのテスト、精査を繰り返し行った。
GENはF社様の経理の日常業務を担当しており、旧システム・会計システムに精通しているため、新システムとの連携作業をスムーズに行うことができた。

 


基幹システム移行支援による成果

F社様の決算期に、基幹システムの移行の時期を合わせる必要があった。
システム移行支援の業務請負が決まってから、基幹システム移行のタイミングまで1ヶ月しかなかった。
タイトなスケジュールの中、事前にテストデータを取得し準備作業に着手したため、経理の月次決算に影響を及ぼさない範囲でシステム移行を行うことができた。

また今回のシステム移行により、F社様の各部門担当者の方々とやり取りする機会が増えた。
部門担当者と新システムのデータ(経営分析用データ)の各種項目を精査することにより、どのような情報が必要なのか明確にすることができた。
新システムのデータ(経営分析用データ)には、営業部門と会計部門、双方にとって必要な項目が表示されるようになり、簡潔でわかりやすいデータ(経営分析用データ)に改善された。

K. I.