個々の主体性がチームの成果を最大化する
2025.12.17.
GENでは、一人ひとりの主体性がチーム力を高める原動力となり、継続的な業務改善など大きな成果へと繋がっています。
チームで成果を出すための「主体性」
チームで目標を達成するためには、ただ指示を待つのではなく、メンバー一人ひとりが当事者意識を持つ「主体性」が不可欠です。私が考える主体性には、主に以下の2つの種類があります。
①自ら動き、発信する主体性:
- チームの目標達成のために、自発的に行動を起こすこと。
- 課題やアイデアを積極的にチームに提案・共有すること。
②協調・貢献の主体性:
- 他のメンバーの提案や発信に対し、自身の視点からの意見を述べたり、建設的な協力を申し出ること。
- 与えられた役割だけでなく、チーム全体にとって必要な行動を補完すること。
これら2種類の主体性が相互に作用することで、個人の能力が最大限に引き出され、単なる個人の集合体ではない、強固で柔軟な「チーム」が形成されます。
主体性が生む大きな成果と改善のサイクル
主体性を発揮できるチームは、問題の発見から解決までを迅速かつ的確に行うことができます。特に業務改善においては、主体性が以下のサイクルを通じて大きな力を発揮します。
1.違和感の発見:
- 日々業務を実施している担当者が、小さな非効率や違和感にいち早く気が付きます。これは、現場で当事者として深く関わっているからこそ生まれる視点です。
2.チームへの共有(主体性①):
- その違和感を「自らの課題」と捉え、すぐにチームに共有し、発信します。
3.改善策の検討と役割分担(主体性①と②):
- 共有された課題に対し、メンバー全員が自身の専門性や経験から意見を述べ(②)、改善策を一緒に考えます。
- 改善の進め方や、各メンバーの具体的な役割分担、実行計画を主体的に検討します(①と②)。
4.改善の実行(主体性①と②):
- 計画に基づき、各自が主体的に役割を実行(①)し、実行プロセスにおいても相互に協力し合います(②)。
このサイクルを回すことで、GENでは机上の空論ではない、現場に根差した実効性の高い改善が継続的に実施され、チームの生産性と質が向上し続けています。
GENのチームを支える「心理的安全性」
GENのチーム力が高いのは、メンバーが安心して主体性を発揮できる「心理的安全性」が確立されているからです。
- 失敗を恐れない環境:新しいアイデアや改善案の発言、実行が、失敗を恐れることなく行える環境です。意見を否定される不安がないため、メンバーは積極的に主体性(①の発信・②の意見)を発揮します。
- 主体性の実行:この心理的安全性のもと、メンバーは日々の業務で上記の改善サイクルを自然に実践しています。全員が「自分ごと」として業務に取り組み、主体性を発揮し、改善を当たり前に実施していることが、GENの強力なチーム力の源泉です。
GENでは、個々が自律し、発言し、協力し合う主体性こそが、チームの推進力であり、大きな成果と成長を支える基盤となっています。
A.Y.
