改善力
2023.09.15.
業務改善の成否は、「問題を見つけられるかどうか」にかかっています。
もしも本来の問題に気づけなければ、改善の余地はありません。
問題を見つけるためには、「意識して見る」ことが欠かせません。
視界に入ってくるものをただ見るだけでなく、じっくりと時間をかけて意識して観察し、見極めて見ることが重要です。
優れたアイデアや戦略を持っていても、問題を発見できなければ、それに続く改善が難しいでしょう。問題発見のスキルは、根本の問題に気づく能力に関わります。
この能力が欠けていると、業務改善の機会を逃す可能性が高くなります。
さらに、意識して見ることは、「馴化」を防ぐ助けにもなります。馴化とは、物事に慣れることで、その対象からの刺激が減少する現象です。
業務の中で同じ作業を繰り返すと、本来問題として気付くべき点に気付かなくなることがあります。これを防ぐためには、刺激を取り入れることが大切です。その刺激として、「意識して見る」ことを取り入れることにより、馴化を防ぎつつ、問題点を発見することが可能です。この方法を活用することで、業務改善に応用できるでしょう。
ただし、業務改善は単に個人の能力だけでは限界があります。
チームワーク重視の姿勢を持ち、チームで協力することが成功への鍵となります。
GENでは、これらの要素を「ミスヒス」の共有や「ジョブローテーション」といったもので組み合わせて、業務改善に取り組んでいます。チーム内で問題を共有し、共通の目標に向かって協力することで、より多くの視点やアイデアが生まれ、問題解決の効果がより高まります。これによって、チーム全体のパフォーマンスが向上し、業務改善の成功に結びついています。
B.F