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株式会社GEN

コラム

リモートワークにおけるチームマネージメント

2022.01.25.

 

民間企業におけるリモートワークは、新型コロナ感染症の拡大に伴い、急速に導入が進んでいます。
東京商工リサーチが企業を対象に実施した調査では、1回目の緊急事態宣言時には17.6%から56.4%へと上昇し、その後、緊急事態宣言解除後には低下するものの、2回目の緊急事態宣言時には38.4%に再上昇しました。

 

総務省によると、リモートワーク経験者は以下のようなメリットを感じています。
・通勤時間がないため時間を有効活用できる
・オフィスよりも集中できる
・自分や家族のための時間を取りやすくなった

 

一方で以下のような課題もあげられています。
・社内での気軽な相談・報告が難しい
・非対面のコミュニケーションでは相手の気持ちがわかりにくい
・業務上の指示やりとりに支障がある

 

GENにおいては、リモートワークでもスムーズにチームで作業が進められるように、以下のような取り組みをしています。

 

①作業手順の文書化
チームで行う作業について、対面からリモートに変わると、認識の統一がこれまで以上に重要となります。作業指示の伝え方の違いで、作業の方向性が変わってしまうこともあります。GENでは、作業の目的、作業手順を文書化し、マニュアルを作成してチーム内で共有しています。チーム内で認識のずれが生じないように、マニュアルを確認しながら作業を行っています。

 

②各メンバーの業務の明確化と共有
オフィスで顔を合わせて働いている際は、チームの各メンバーが今どの作業をしているのか、作業が立て込んでいて忙しいのか、大体わかるような状況でした。
リモートになると誰がどの作業をしているのか見えないため、重複作業や漏れが出てくることがあります。
重複作業、漏れを防ぐために、チームの業務 To Do リストを共有するようにしています。To Do リストの各作業について、誰が担当するのか分担を決めて、作業進捗を共有しています。

 

③質問しやすい環境づくり
GENではチーム内のコミュニケーションツールとしてチャットアプリを利用しています。
各チームでグループチャットを作成して、チーム内で情報共有をするようにしています。
ちょっとした質問や、ささいな疑問点も気軽にグループチャットで問い合わせできるような雰囲気づくりを心掛けています。ささいな疑問点もチームで共有することにより、認識のずれが生じないようにしています。

 

今後もリモートワークのメリットは最大限に活かしつつ、働きやすい環境づくりに、継続的に取り組んでいきたいと思います。

 

H

 

参考資料:総務省ホームページ 「令和3年版  テレワークの実施状況」

https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r03/html/nd123410.html 

20220125