開発コーディネーター勉強会(12月実施)
2022.01.12.
12月の開発コーディネーター(開発C)勉強会の内容は、経理業務に役立つスプレッドシートの活用方法でした。
実務に活用できることをピックアップして紹介します。
1.スプレッドシートのショートカットキー
(1)「 Ctrl 」+「 / 」
スプレッドシートのファイルを開き、Ctrlキーを押しながら、スラッシュ「/」を押すと、ショートカットキーのリストが表示される。
(2)その他に活用できそうなショートカットキー
Ctrl + Shift + V 値のみ貼り付け
Ctrl + Alt + V 書式のみ貼り付け
Ctrl + ; 現在の日付を挿入
2.配列数式
(1)配列と配列数式
配列とは、複数のセルの集まりのこと。
配列数式とは、配列(複数セル)を対象に、1つの数式を作成する式。
1セルに数式を書いただけで表全体を出力する
(2)配列数式の例:ARRAYFORMULA(配列数式)
ARRAYFORMULA関数は、スプレッドシート限定の関数で、エクセルでは使用することができない。
ARRAYFORMULA関数は配列数式から返された値を複数行・複数列で表示することができる。
◆ ARRAYFORMULA関数を使わない場合
C2~C9の各セルに、=A2*B2, =A3*B3… と数式を入力しなければならない。
◆ ARRAYFORMULA関数を使った場合
セルC2 に、=ARRAYFORMULA(A2:A9*B2:B9) という式を入力する。
セルC2で設定した数式で返された値が、C3~C9にも表示される。
C3~C9に数式を入力する必要がない。
セルC2には =A2*B2 の計算結果が表示される。
セルC3~C9 に、=A3*B3, =A4*B4…の計算結果が表示される。
(3)配列数式を使うメリット
・スプレッドシートの表示速度が速くなる。
・データを追加しても関数を追加入力しなくてよくなる。