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株式会社GEN

コラム

業務環境整備の推進でサービス向上を目指す

2023.01.20.


   討論会テーマ   顧客満足度を高める
   開催日      2022年5月
   クライアント   株式会社C様
   請負業務内容   経理業務全般(日次~年次決算)
   参加者      担当A:株式会社C担当マネージャー
            担当B:株式会社C担当スタッフ
            担当C:株式会社C担当マネージャー
            スタッフD

            スタッフE

            オブザーバーF

            司会G


 

 

司会G -- 本日はお集まりいただきありがとうございます。
    株式会社C様(以下C社様)に関する「顧客満足討論会」を始めます。
    まず、C社様の業務を行うにあたり気を付けていることを教えてください。
 

 

担当A -- C社様では経理全般業務を請負っており、業務遂行にあたり計上ミスや支払漏れのない正確な経理処理を心が

    けています
    C社様は業務上、通常の支払日ではない日にイレギュラーな支払が発生することがあります。
そのため、いつ

    イレギュラーな支払が発生しても柔軟に対応できるよう心がけて業務を行っています。

 

司会G -- 担当Bさんは、C社様の社風をどのように感じていますか?

 

担当B -- コミュニケーションと社員の自主性を大切にされているとても雰囲気の良い会社様です。
    役職に関係なく社長様も含めて皆が「さん」付けで呼び合えるほどフラットな環境で、意見交換も頻繁に行わ

    れているようです。
    このような環境のおかげで私たちもC社様とコミュニケーションがとりやすく、業務が円滑に進められており

    ます。

 

司会G -- とても風通しの良い会社様ですね。
    業務が円滑に進められる環境ということですが、何か課題はありますか?

 

担当A -- 私達は現在、2つの課題に目を向けています。

    1つ目は、法改正に伴うシステム移行への対応です。GENのチーム全員が内部統制、電子帳簿保存法、インボイス制

    度を正しく理解し、変化に対応する必要があります。
    内部統制については、チーム全員が書籍を読み、チーム内勉強会で発表するという取組みを行っています。

 

担当B -- スタッフDさんとスタッフEさんは、兼務先のR社様の業務で内部統制関連業務に従事されていますよね。
    そのための知識はどのように習得しましたか?

 

スタッフD -- 業務を通して身についた知識も多くあります。当初は必要な書類の準備に右往左往することもありましたが、回

    数を重ねるにつれて求められる書類がすぐに分かるようになりました。今は、問い合わせに対応する適切な提出書類

    がマニュアル化されています。

 

担当B -- 私達のチームにはまだ実務での経験がないスタッフもおりますので、書籍の他に実例についても学ぶ必要があると感

    じています。
    今後GENの中で情報交換など勉強する機会があるとうれしいです。

 

担当A -- さらに、システム移行にあたり、会計ソフトのマスター見直し、マニュアル整備、テンプレート作成など業務環境の

    整備に特に力を入れていきたいです。
    業務環境が整うことにより、心理的に落ち着いて業務の対応ができるようになり業務効率化やミス減少、ひいては顧

    客満足度向上につながると思っています。

 

スタッフD -- C社様チームは以前からチーム勉強会に力を入れている印象があり、顧客へ寄り添う姿勢を感じます。業務を行う

    上で、勉強会はどのように役に立っていますか?

 

担当B -- 実務に直結する内容の勉強会を行っているので、役に立っていると感じる場面が多くあります。
    例えば、C社様ではイレギュラーな源泉税がかかる支払が多く、源泉徴収対象か否かや、税率の判断が必要です。

    チーム内で源泉税について勉強会を重ねており、チーム全員が対応できるようになっています。

 

司会G -- 勉強会を実施することでチームの士気も高まりますね。

 

担当A -- はい。今後も充実した勉強会を継続していきます。
    この勉強会を通じて、1つめの課題は解決できると考えています。

 

    課題の2つ目は、支払申請の遅延がなくならないことです。
    遅延の原因としては、下記の点が考えられます。
    ①現在使用しているシステムは、締め日以降も申請が出来てしまう
    ②請求書が届いてから支払申請をするため、申請者の業務が一定時期に集中してしまう
    ③C社様において「遅延申請=問題」という意識が低かった
    ④社内のルールが統一されていない
    これらは、改善すべき項目として、以前より課題となっていました。

 

司会G -- 申請の遅延は、多くの会社で課題になっていますね。
    R社様のチームは、遅延対策についてどのような取り組みを行なっていますか?

 

スタッフE -- R社様は遅延ゼロを目指しています。毎月のR社様との定例会で、GENから「A部署〇件、B部署〇件…」と

    遅延申請の詳細についてご報告しています。その内容は、部長様からR社社員様に通知されています。
    R社様の場合、部長様が遅延申請を問題視されていたため、GENと一緒に改善したいという思いがありました。
    申請者は、費用発生月に費用は計上すべきという認識が低く、支払さえ間に合えば良いと考えてしまう傾向がある

    うです。担当者の知識不足も申請遅延の原因となります。私達はR社社員様のへの研修を行っており、その研修の成

    果はGENのスムーズな業務遂行につながっています。

 

担当C --  C社様でも以前は全社宛にメール通知を行っていましたが、あまり効果が得られませんでした。
    しかし、C社様に遅延に対しての問題意識が出てきたこと、またシステム移行により社内の業務フローが整備される

    ことで、改めて遅延件数減少に着手しやすくなると思います。

 

担当A -- 今後のC社様の基幹システム変換時期においても、GENは継続して安定かつ正確な経理処理のご提供を行い、内部統

    制を考慮したご相談にも対応しながら、C社様のお役に立てるよう努めてまいります。

 

担当B -- 他チームでの監査対応のお話や、遅延申請対策のご意見を伺うことができて学びとなりました。

 

担当A -- 他クライアント様の事例を、今後参考にしたいと思います。ありがとうございました。

 

司会G -- C社様の課題対応は大変だと思いますが、今後チームを超えて知恵を出し合い、助言しあえるといいですね。
    それでは、本日の討論会を終了します。皆様お疲れ様でした。

 

 


 

 

討論会終了後 担当マネージャー(担当A)の感想

 

今回の討論会およびチーム討論会で主に
・同じ課題に対して別CLでの具体的な対応事例を知ることができた
・スタッフ同士で課題やチームの強みについて共通認識を持つことができた
・C社様から感謝された事項を共有してニーズ分析を行う新たな取り組みに着手することになった
といった点で大きな収穫がありました。