ジョブ・ローテーションのメリット
2022.05.06.
ジョブ・ローテーション(Job Rotation）とは、社員の能力向上を目的に、戦略的な部署・職務異動を行うことです。
GENではこのジョブ・ローテーションに力を入れており、親しみを込めてJRと呼んでいます。
JR実施時、社員が新しい業務に慣れるまでに一定の時間がかかるため、一時的に生産性が下がるというデメリットもあります。
その一方、JRを行うことにより多くのメリットがもたらされます。
JRのメリット①：業務の属人化を回避することができる
GENにおいても、定期的にJRを行っています。
JRを実施するにあたって、業務の引継が行われます。業務引継を行う際に、マニュアルが必要となり、業務手順が文書化（マニュアル化）されます。
複数の社員で業務手順を共有できるようになり、業務の属人化を防ぐことができます。
JRのメリット②：多様な業務経験により視野が広がる
社員が複数業務を経験することにより、業務全体への理解が深まり、視野が広がります。
業務改善のための気づきや、新しいアイデアにつながります。
JRを何回か経験した社員は、仕事の勘所（仕事の要・目的）を意識する姿勢が身についたと話していました。
仕事の勘所を意識しながら業務引継を受けていると、業務全体の中の重要なチェックポイント、成果物の不備の原因となるポイントをすんなり理解できるようになったそうです。
仕事の勘所を意識することは、業務経験を積んだ上で身につくことだと思います。
JRの良い効果がもたらされていると実感しました。
今後もJRを実施して、社員・組織の成長につなげていきたいと思っております。
H.